両翼のふたり
概要
朝焼けに染まる丘
今日も風は吹かないでいる
もう 気づいてるでしょう
待ってるだけじゃ何も変わらないってこと
瞳を覗けば 力強く光ってる
次はわたしが 踏み出す番だね
回りだすコンパスの 指し示す方角へ
息を合わせて飛び立つの 地に映る両翼のふたり
きみの手を握ったら どこにだって行ける
たとえ迷っても 独りじゃないから
きっと大丈夫だよ
靄に溶けていく街
世界はこんなにちっぽけだった
でも それはわたしも
おんなじだって 知ってめまいがした
立ち止まるたびに 泣き出したくもなる
縮こまる背中 そっと抱いてくれたね 縮こまる肩を→縮こまる背中
持ち出した地図の果て その先へと向かおう
夕焼けを背に飛び続けて 速度増す両翼のふたり
きみと肩を寄せあうと 胸の中 火が灯って
真っ暗闇でも照らしてくれるから
ずっと前を向けるよ
冷え切った夜空 星へと
手を伸ばしても 届かない
だからなんだというのか
本当につかむべきは
隣にある輝きを
それだけを 大事にしていよう
回りだすコンパスの 指し示す方角へ
再びここから飛び立つの 地に映る両翼のふたり
きみの手を握ったら どこにだって行ける
たとえ迷っても 独りじゃないから
きっと大丈夫だよ