Re- / 初音ミク·IA
概要
無色透名祭2にて公開した楽曲です。
画・ポエトリー作詞:よめい
曲:ると
歌詞:
不協和を起こした無限の情緒を、
たった数十個の有限の和音で詠みあげようとした。
その音は歪で未完成なままかもしれない
誰の心にも響かないかもしれない
過去も未来も何も分からなくなった
現在をオプティマイゼーション
冷えた壊れた世界に
音が降る
足を踏み出した 未来を描いた
この音が、声が、僕の全てだった
空っぽの期待も 夢も渇求も
全部まだ冷めない熱と 息をしていたいんだ
他の誰かならもっとうまくやっていたのかもしれない
それでも誰かの救いになりたかった。
誰かの支えになりたかった。
こんな音じゃ届けられない現実
心をコンプレッション
空が遠いこの世界じゃ
生きられない
足音が遠のく 代替可能な音
あの輝きが見れることはないから
自分の音すら もうきこえないよ
きっとこの場所に意味はない なんて息をしている
何かに為りたくて 何もなくて
手を伸ばせどそこには届かない
それでも紡いでしまう
泡沫のように この音は、声は、消えてしまうのだろう
喩え 朽ち果てて 沈んでいっても
今もまだ冷めない熱が 奏でる共鳴を
もう一度響かせて
不協和を起こした無限の情緒を、
たった数十個の有限の和音で詠みあげようとした。
その音は歪で未完成なままかもしれない
誰の心にも響かないかもしれない