そして少女は、光と闇の狭間を不安げにひた走る

声：重音テトSV、ナースロボ OtoLogic、効果音ラボの素材を使用している （歌詞） わたしが歩く　この街は 狂っている蟻たちが吐く夢で　春めく きみの信じる　かの神は 困っている肺たちから酸素を締め出す 殺されたいと願うほどに朽ちた花　 囲う白い理想のような 何にも感じたくないほどに痛い傷 流れる深い暗雲のような いつまでも　わたしはこの街から逃げ出せず　彷徨うの（おお） 全部　終わりにしたくても　微かな希望が（あゝ） ずっとわたしを歩かせる ・壊れる脳 ・捩れる笑み ・檻　象る ・針　漂う いつまでも　わたしは肝心なことを疑わないの だから　この闇が虚構なことに気が付けないまま だんだん、体がボロボロになっていく 回る　回る　車輪が回る 曲がる　曲がる　道が曲がる 撓む　撓む　わたしの淡い心象 幻の石像が牛乳みたく声をあげる 瓶の中から溢れる感情、でもそれは知らない人のよう 酷い雨で鍵は錆びた 時計は、わたしを置いていった汽車に似ている すぐそこ、巨人がいる、いるし襲ってくる そして、わたしはスピードをどんどん上げて、壊れた