V∞(全て不可逆な所為で。)#エレクトロニック#界隈曲再生歌詞しとしと、降る雨が織りなす水面の万華鏡。一つ一つ、雫、一輪の花を咲かして。微かに甘い香りは空を漂い、あなたの行く末を示すでしょう。邂逅の結末を、映す液晶。目を合わせ、手を振った。目を合わせ、「離れないで」――。時計の針は差し、決別の時刻を。轟く夜行列車が、私を残した。降り頻る雨に打たれて、さようならを告げた夜の、想いは遠くに葬ってしまうでしょう。行く水の水沫(みなわ)のよう、遷る人の世。すれ違い、足跡が、すれ違う、人影は去り。最終列車が、終点に止まった。煌く蛍光灯の、夜を知らぬ街。降る雨は未だ止まぬ侭、降りた街に辿り着いて、燻る想いを蘇らせてしまうのでしょうか。再会は果たせない様で。忘れないでいてください。また会えるでしょう、滝川のわれる末は。時計の針は差し、決別の時刻を。轟く夜行列車が、私を残して。降り頻る雨に打たれて、さようならを告げたあの日、想いを叶えるように仕舞うでしょう。いつしか雨は止み、虹は円を描いた。ゆらめく葉の如くは、空蝉の定め。邂逅は、決別となり、片隅に朽ちた花は、何も語りもせずに。いつかまた逢う日まで。あんくらげ@ankurageDTMごっこをしておりますフォロー統計報告