冷たい海の底#イージーリスニング#クラシック#サウンドトラック#ポエトリーリーディング再生歌詞錆びついた街角にかつて輝いていた夢のガラス片が散らばっているその破片は、見捨てられた砂漠の砂粒のように無関心な時の風に吹き飛ばされていく幼き日の未来は、夜空に瞬く星々のようで一つひとつが希望の火種だった無垢な心は広がる空をキャンバスにして夢という名の絵を描き続けていた季節が巡るたびに、花は枯れ落ち心の中の庭は荒れ果てた荒野へと変わり風に乗って飛び交う花弁は過去の美しさの儚い亡霊大人になるということは夢の航海で帆を折られることなのか波間に漂う船のように進むべき道を見失ってしまった時間は冷たい刃物となり記憶の繊細な糸を切り裂いていく微笑みの裏に隠された涙は夜の雨となり、心を静かに浸す夢の宝石は見失われ、泥に埋もれていく心の片隅で燻る希望の火はやがて冷え、黒い灰となる夕焼けの空は、かつての情熱の残り火が最後に燃え上がる赤い炎のようにすべてを飲み込み、灰と化していく心の奥底で、ただ静かに消えゆく歩き出す勇気は折れた翼のようにもはや飛び立つことはなく立ち止まった場所には廃墟のような静寂と虚無だけが残る夜の帳が降りる時、暗闇は深い海となりその海の底で、孤独な影が彷徨う過去の幻影が誘う手は、蜃気楼のように遠く、触れることさえ許されない夜の闇は、すべてを飲み込む黒い穴のように夢を吸い込み、静かに消し去っていく誰にも知られず、その深淵の中で希望の灯火も、最後の息を吐き出す何も残らない、感情という砂時計はすべての砂を落とし切り、ただ空虚な音が響くあの日の輝きは、永遠に凍りついた記憶の中に閉じ込められた光のように、戻ることはない虚ろな瞳で見つめる先には無限に広がる灰色の砂漠が広がりその元でただ、機械のように生き続ける誰にも見つけられない孤独の世界で荒野に立つ風が種を運ぶ大地に亀裂が水が溢れ出す乾いた大地に夢が呼び覚まされ遠くから聞こえる微かな音で夜が揺れる何かを導く破れていた羽が舞い再び空を掴む闇に息吹が芽生える裂けた空が灰色の涙を落とし冷えた指先が土を掬い上げる目を閉じて耳を澄ませてみると遥か遠く、砂の波がささやく音が聴こえる潰された星の破片が名もなき形に変わるrei@rei小さいころから趣味で作曲フォロー統計報告